今回のテーマは熱中症対策です。
8月ももうすぐ終わりますが、まだまだ暑い日が続きそうですね。
そこで、今回は以前の水分補給以外の熱中症対策を考えてみたいと思います。

① 環境の工夫

  • 涼しい場所で過ごす:エアコン、扇風機、日陰を活用。特に高温多湿の環境を避ける。

  • 外出時間を調整:日中の暑い時間帯(10〜16時)を避け、朝夕に活動する。

  • 車内放置禁止:短時間でも車内は急激に高温になるため危険。

② 衣服と装備

  • 通気性の良い服装:速乾性のある素材や薄手の服を着用。

  • 帽子・日傘:直射日光を防ぎ、体温上昇を抑える。

  • 冷却グッズ:冷却タオル、ネッククーラー、保冷剤を首・脇・鼠径部など大血管のある場所に当てると効果的。

③ 生活習慣での対策

  • 睡眠をしっかり取る:睡眠不足は体温調節能力を低下させる。

  • 朝食を摂る:栄養補給により発汗や体温調整機能を維持。食事を抜くと低血糖や低ナトリウムになり、体温調節に不利。

  • アルコールや過剰なカフェインを控える:利尿作用が強く、脱水につながりやすい。

④ 身体の慣らし(暑熱順化)

  • 徐々に暑さに慣れる:最初は短時間から運動・入浴などで汗をかく習慣を作り、1〜2週間かけて順化させると熱中症リスクが下がる。
    WHO / CDC / 日本スポーツ協会などのガイドラインでは、「暑熱環境での活動を1日60〜90分、5〜14日間徐々に行うことで体が慣れ、熱中症リスクが低下する」と示されています。

⑤ 周囲との連携

  • こまめな声かけ:子ども、高齢者は自覚症状に気づきにくいので注意喚起。

  • 体調チェック:顔色、発汗の有無、だるさ、頭痛などを確認。

これらを意識することで、さらに熱中症の予防に繋げることができます。
ここからはシーン別に考えてみます。

屋外スポーツをする方向けの熱中症対策

① 環境の工夫

  • 練習時間を朝夕に設定:直射日光が強い時間帯(10〜16時)は避ける。

  • 日陰を確保:テントや木陰で休憩。人工芝やアスファルトは照り返しが強いため注意。

  • 風を通す:ポータブル扇風機やうちわで体感温度を下げる。

② 服装と装備

  • 吸汗速乾素材のウェア:汗がこもらず体温上昇を防ぐ。

  • 帽子の着用:キャップやつば広ハット。内側に保冷剤を仕込むのも効果的。

  • ネッククーラーや冷感タオル:首元を冷やすと効率よく体温を下げられる。

③ 習慣・体調管理

  • 前日の睡眠を十分に:疲労は熱中症リスクを高める。

  • 朝食を抜かない:エネルギー不足だと体温調節がうまくいかない。

  • 休憩を強制的に入れる:子どもは夢中になりやすいため、大人が時間を決めて休ませる。

④ チェックポイント

  • 顔が赤い・汗をかかない・ボーッとしている → 即休憩&冷却。

  • 仲間やコーチが「大丈夫?」と声かけして早期発見。

ジム利用者向けの熱中症対策

① 環境・設備の工夫

  • 空調を適切に管理:室温25〜28℃、湿度50〜60%が目安。

  • 換気を確保:CO₂濃度や湿度が高いと体感温度も上がるため注意。

  • 冷風機・送風機を設置して空気を循環。

② トレーニングの工夫

  • 高強度連続を避ける:インターバルを長めに取り、体温上昇を抑える。

  • 衣服を調整:薄手・速乾素材を選び、汗を吸いっぱなしの服は避ける。

  • 冷却グッズを活用:首や脇にアイスパックを当てると効率的にクールダウン。

③ 生活習慣・体調チェック

  • アルコールや寝不足を避ける:来館前から体温調節機能を落とす要因になる。

  • 体調が万全でないときは無理をしない:頭痛・だるさ・めまいがあれば中止。

  • 運動後のクールダウン:ストレッチ+涼しい環境で徐々に体温を戻す。

④ ジム側の工夫(運営目線)

  • 熱中症注意POP掲示やスタッフからの声かけ。

  • 血圧測定・体調確認を推奨して利用者に自覚を促す。

安全に運動を楽しむために、できる熱中症対策をしていきましょう!
そして、もし熱中症になった場合は、

熱中症になった場合の対応(応急処置

① 軽症(めまい・立ちくらみ・大量の発汗・筋肉のけいれんなど)

  • 涼しい場所へ移動:日陰や冷房の効いた室内へ。

  • 衣服をゆるめる:通気を良くして体温を下げる。

  • 体を冷やす:首・脇・鼠径部に保冷剤や濡れタオルを当てる。

  • 水分+塩分補給:経口補水液やスポーツドリンクが有効。

  • 休養で回復することが多い


② 中等症(頭痛・吐き気・倦怠感・集中力低下・呼びかけに反応が鈍い)

  • 救急要請を検討:119番通報を視野に入れる。

  • 冷却を強化:うちわ・扇風機・氷で全身を冷やす。

  • 経口摂取が難しい場合は無理に飲ませず、医療機関での点滴が必要


③ 重症(意識障害・けいれん・高体温・反応しない)

  • 一刻を争う救急事態直ちに119番通報。

  • 全身冷却

    • 衣服を脱がせて濡れタオルや水をかけ、扇風機や送風機で気化冷却。

    • 氷水浴(可能なら)が最も効果的。

  • 意識がない場合は飲ませない:誤嚥のリスクあり。

自分自身では気づけないこともあるので、周囲と協力しながら暑い時期を乗り切っていきましょう!
今日も素敵な1日になりますように。

 

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