目次
忘年会シーズンに差がつく
「食事」で太る人・太らない人の決定的な違い
〜同じ量を食べても結果が変わる理由〜
忘年会シーズンになると「お酒は気をつけているのに体重が増える」
という声をよく耳にします。
その原因の多くは、
食べた“内容”ではなく、食べ方・組み合わせ・タイミング にあります。
実は忘年会で同じものを、同じ量食べていても太る人と太らない人は存在します。
その違いを、体の仕組みから解説します。
忘年会の食事は「太りやすい条件」が揃っている
まず、忘年会の食事環境を整理しましょう。
-
揚げ物が多い
-
炭水化物(〆のご飯・麺)が出てくる
-
野菜やタンパク質が後回し
-
お酒と同時進行で食べる
これは体にとって最も脂肪を溜め込みやすい条件 です。
なぜ「お酒+食事」の組み合わせは太りやすいのか
シリーズ①で触れた通り、アルコールが入ると体は
-
脂肪燃焼を止める
-
エネルギー処理を後回しにする
状態になります。
このとき食事から入ってきた
-
脂質
-
糖質
は、使われずに
👉 体脂肪として保存されやすくなる
つまり、
同じ食事でも
「お酒を飲みながら食べる」だけで
太りやすさは跳ね上がる
というわけです。
忘年会で太る人に共通する3つの食べ方
① 最初から揚げ物・炭水化物
空腹状態で
-
唐揚げ
-
ポテト
-
ピザ
-
麺類
これらを食べると、
-
血糖値が急上昇
-
インスリン大量分泌
-
脂肪として蓄積されやすい
② タンパク質不足
タンパク質が少ないと
-
満腹感が得られにくい
-
食べ続けてしまう
-
筋肉量維持にも不利
③ 「もったいない」で食べ続ける
酔いによって判断力が落ち、
-
つい箸が止まらない
-
〆までフル参加
これも忘年会あるあるです。
忘年会で太らない人がやっている食事戦略
ポイントは「順番」と「役割分担」
① 最初にタンパク質を入れる
おすすめは
-
刺身
-
焼き魚
-
鶏料理
-
冷奴
-
枝豆
効果
-
血糖値の急上昇を防ぐ
-
満腹感が出やすい
-
食べ過ぎ防止
② 次に野菜・海藻・きのこ類
-
サラダ
-
お浸し
-
酢の物
効果
-
食物繊維で糖質吸収を緩やかに
-
腸内環境サポート
-
むくみ対策
③ 揚げ物・炭水化物は「最後に少量」
ここが重要です。
-
唐揚げ:2〜3個
-
ポテト:シェア前提
-
〆のご飯:一口〜半人前
👉ゼロにする必要はありません。主役にしないことが大切です。
忘年会前後の「仕込み」と「調整」も重要
忘年会前の仕込み
-
昼食はタンパク質多め
-
炭水化物は控えめ
-
空腹すぎない状態を作る
忘年会翌日の調整
-
胃腸に優しい食事
-
水分を多めに
-
軽い運動で血流改善
👉1食で太ることはない。調整できる人が太らない。
忘年会シーズンの食事は「戦略」で決まる
忘年会で大切なのは、
-
完璧な食事
-
我慢し続けること
ではありません。
体の仕組みを理解し、選び方・順番・量を整えること。
それだけで、
-
年末の体重増加
-
年明けの後悔
は大きく変わります。
次回予告(シリーズ③)
次回は「忘年会後48時間が勝負!体重を戻すリカバリー戦略」
について、運動・食事・生活習慣まで含めて考えてみましょう!
今日も素敵な1日になりますように!