定期的な運動の種類と特徴
前回は「定期的な運動が大切」というお話をしました。
今回は、その 運動の種類と特徴 について解説していきます。
運動は大きく分けて、次の3つに分類できます。
-
ストレッチ
-
有酸素運動
-
無酸素運動
① ストレッチ
誰もが一度は行ったことがあるストレッチ。これも立派な運動です。
ストレッチには大きく分けて2種類あります。
-
動的ストレッチ
例:「ラジオ体操」
筋肉の血流量を増やし、体温を上げ、関節の可動域を広げます。
👉 運動前のウォーミングアップに最適で、怪我の予防につながります。 -
静的ストレッチ
一般的に知られている、筋肉をゆっくり伸ばすストレッチ。
👉 心拍数を下げリラックス効果があり、柔軟性の維持・向上にも役立ちます。
② 有酸素運動
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などが代表的です。
-
有酸素運動では、体内の糖や脂肪を酸素とともに分解し、ATP(エネルギー)を作り出します。
-
運動が長時間になると、貯蔵グリコーゲン(糖質)だけでは足りず、体脂肪を分解してエネルギー源に切り替わっていきます。
👉 体脂肪の燃焼に効果的であり、呼吸・循環器機能の向上も期待できます。
③ 無酸素運動
短距離走やウエイトトレーニングなど、短時間で強い力を発揮する運動です。
-
無酸素とは「呼吸をしない」ことではなく、ATPを酸素を使わずに作る仕組みを指します。
-
強度の高い運動は1〜3分程度しか続けられませんが、速筋を使うため筋量・筋力を高める効果があります。
-
速筋は加齢とともに減少しやすいため、無酸素運動を取り入れることで転倒リスクの低下や体力維持にもつながります。
運動の種類と特徴まとめ
種類 | 特徴 |
---|---|
ストレッチ | 怪我の予防・柔軟性の維持・向上 |
有酸素運動 | 体脂肪燃焼・呼吸循環器機能の向上 |
無酸素運動 | 筋量・筋力の維持・向上、転倒予防 |
まとめ
この3つの運動を 目的や目標に合わせてどう組み合わせるか が重要です。
無理なく、日常生活に少しずつ取り入れていきましょう。
👉 第2回はこちらから
今日も素敵な1日になりますように✨